(上唇小帯高位付着・舌小帯短縮症)
主な種類と特徴
• 上唇小帯付着異常:上唇の裏から歯ぐきへ伸びるヒダが、永久歯の生え替わり後も前歯の間に入り込んでいる状態です。
• 舌小帯付着異常(舌小帯短縮症):舌の裏側のヒダが短かったり太かったりするため、舌を前に出しにくく、動かすと舌先がハート型にくびれるのが特徴です。
主な症状・影響
・正中離開(すきっ歯):小帯が太いまま前歯の間に入り込み、左右の永久歯が中央に寄るのを妨げるため、前歯の間に隙間ができやすくなります。
・歯磨き・衛生面への影響:小帯が邪魔をして歯ブラシが届きにくく、磨き残しから虫歯や歯肉炎になりやすいです。
・違和感・痛み:歯磨きの際にブラシが当たって痛がる、あるいは上唇の動きが制限されることがあります。
・発音障害:舌小帯の異常がある場合、「た行」「な行」「ら行」などの滑舌に影響が出ることがあります。
経過観察と治療
• 乳幼児期〜生え変わり初期:生まれた頃は小帯が歯の近くに付いていますが、あごの成長に伴って自然に上に移動することが多いです。そのため、乳歯や永久歯が生えそろう6歳頃までは経過観察となるのが一般的です。
• 手術(小帯切除術):永久歯(側切歯など)が生えそろっても隙間が閉鎖しない場合や、日常生活に支障がある場合には、局所麻酔下で小帯を切除・形成する手術(保険適応)が検討されます。
小帯切除術(主に6~8歳に治療)
小帯切除とはお口の中にある粘膜のヒダ(小帯)が厚すぎたり、位置が不適切で、舌や唇の動きを制限している場合に、その一部を切除・整形する外科処置(レーザー治療)です。











